EC Booster 導入事例スポーツ用品

高レビュー4000件超え!スケートボードプロショップ「カリフォルニアストリート」に聞くEC運営のウラガワ

実店舗とオンラインショップ(自社EC・楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon など)を運営し、4000件以上の高レビューを誇るスケートボードのプロショップ「カリフォルニアストリート」にて、店舗・EC運営を担当する小原様にお話しをお伺いしました。多数の高レビューのウラガワには「高い顧客体験」を実現するための努力とこだわりが詰まっていました!

「安心感と良い商品を」圧倒的高レビューを生み出すEC運営のこだわり

── まずはカリフォルニアストリートについて教えてください。

当店は1988年創業のスケボー、スケートボードのプロショップ(専門店)です。自社オンラインショップは2018年に設立しました。世界中から集めた3,000点以上の商品を取り扱い、日本全国の皆様にスケボー、スケートボードの商品、楽しさをいち早く提供できるよう日々努めています。

── ちなみに、オンラインショップは何名体制で運営されているのですか?

実店舗とオンラインショップを兼任する形にはなりますが、6名程度で運営しています。商品の在庫は店舗内にあるので、注文が入ったらスタッフ同士で連携して、在庫更新・商品のピックアップ・梱包・発送の対応をする感じですね。

── そうなんですね。以前から気になっていたのですが、御社のオンラインショップは口コミの評価がすごく高いですよね。秘訣があればぜひ教えてください!

そうですね、「秘訣」かどうかはわからないですが、お客様が安心して購入できるショップにできるよう工夫しています。

例えば、商品の即日発送も工夫していることの1つです。お客様の立場からすると購入した商品が次の日に届くということが一番安心なのではないかと始めた対応ですが、実際に口コミ等でも評価していただけることが多いですね。

その他にも、お客様が欲しいと思った商品を、欲しいタイミングで購入できるように、幅広いジャンルの商品を取り揃えたり、在庫切れ商品は購入されることがないように、店舗・オンラインショップ間で在庫連携を都度行ったりしています。

──色々工夫されているんですね…!結構大変ではないですか?

もちろん大変ですよ笑。でも、こういう安心感に繋がる要素が「この店で購入したい」という気持ちに繋がると思うんですよね。正直、価格よりも安心感の方が大切だと思いますし、今後も継続していきたいと考えています。

売上にも繋がる!スケートマニアが作るマニアックな記事

──自社ブログを運営されていると思いますが、どういうきっかけで開始されたのですか?

他社が自社ブログを活用してSEO対策しているのを見たことがきっかけですね。オープンして日の浅いストアでも自社ブログをうまく活用すれば、検索結果での表示順位を高められるじゃないですか。多くのお客様に自社ストアを知っていただくために、うちでもそういう施策をやりたいなと思ったんです。

──そういう背景があったのですね。ちなみにどういった内容の記事を作成されているんですか?広告配信時、購入に繋がっているコンテンツが複数あったので気になりまして…!

お客様視点で「こういうのあると嬉しいよね」といった情報をスタッフ同士で相談して記事化しています。

例えば、初心者向けに商品の選び方や、商品同士の比較など、商品ページではお伝えしきれないようなより深い説明の記事を書いています。また、玄人向けには「どういう商品が一番軽いか」とか「どの商品の相性が良いか」みたいなマニアックな検証記事を書いていますね。

カリフォルニアストリートのブログ記事

──スケートボードマニアならではの商品知識や、接客経験が活きたコンテンツということですね。各記事でスタッフのみなさんのスケートボードへの愛を感じます!

そうですね、自分を含めスケートボードが好きなスタッフだから書ける記事が多いかもしれないですね笑

スケートボードはどこでもすぐに始められますし、細かいルールや人数に制限もないので、人種・性別・言語を越えて楽しむことができるスポーツです。そういうスケートボードの楽しさを知ってもらいたいとか、楽しく続けるために必要な情報を届けたいという気持ちが各スタッフの接客やコンテンツに表れているんだと思います。

「最初は無料リスティングから」EC Booster導入と3媒体活用&ROAS4000%に至るまで

──EC Boosterを導入された背景を教えてください。

新規集客を強化したいと思っていたところ、futureshopの勉強会でEC Boosterを知り、導入にいたりました。当時はリピーター向けの施策のみ実施していたので、新規集客を強化して安定した売上を生めないかなと思ったんです。EC Boosterは、手軽に始められて、管理画面もわかりやすいので、そこが導入の決め手になりましたね。

──現在はGoogle ショッピング広告、Google 動的検索広告、P-MAXの配信をされていますが、どういう流れで3つの広告メニューを活用することになったのでしょうか?

最初は無料リスティングから始めて、途中でGoogle ショッピング広告の配信も開始しました。その後は、費用対効果(ROAS)を確認しながら1,000円単位で広告予算の調整を行い、順調に広告成果を伸ばしていました。

しかし、ある時からGoogle ショッピング広告の成果に限界を感じるようになったんです。元々、トレンドに左右されやすい商材ですし、市場も一時的に縮小傾向にあったので、その影響を受けたのだと思います。仕方の無いことだとは思いましたが、それでも何か現状を打破するために新しい取り組みをしなければいけないなと感じていました。

ちょうどそのタイミングでGoogle 動的検索広告や、P-MAXをご紹介いただいたので試しに導入してみることにしました。

──そういった背景があったのですね…。3媒体導入されてみていかがですか?

Google動的検索広告はROAS1000%、P-MAXはROAS4000%という成果が出ており、費用対効果はかなり高いように思います。ただ、現時点では商品別での充分な分析を行えていないので、広告施策がどれくらいの影響力があったのかはまだ判断ができないですね。この辺りはEC Boosterの機能改善にも期待しつつ、広告配信を継続しながら見極めていきたいと思っています。

── ありがとうございます。広告の影響力をよりご実感いただけるように、EC Booster側でも分析機能の改善に努めていきます。

「曲げないこだわり×新しいアイデア」カリフォルニアストリートのこれから

──今後のビジョンを教えてください。

ビジョンみたいな大それたものは無いのですが、これまでずっと大切にしてきた「お客様が嬉しいことを一番に考える」というスタンスをこれからも変わらず守り続けたいと思っています。というか、それができれば変わらず当店をご愛顧いただけると思うんですよね笑

あとは、自分が利用者の立場で便利に感じた体験とか、他社が実施している施策を元に、新しい企画や改善を行って、時代に沿ったショップ作りに取り組んでいきたいです。

──こだわりは貫きつつ、アップデートされていくんですね。今後のご発展が益々楽しみになりました!EC Boosterも貢献できるように頑張っていきます!本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
永江彩恵

データフィードサービスのインサイドセールスや、EC向けアプリのカスタマーサクセスを経験後、EC Boosterへ参画。現在は、EC Boosterのカスタマーサクセスとして、既存ユーザーの広告成果向上に向けたサポート業務や、施策実施を行っている。

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