インターネットで検索する時、どの検索エンジンを利用しますか?本記事では、Microsoft広告とは何か、他の広告と何が違うのかを中心に解説していきます。Microsoft広告の導入を迷っている方は是非ご参考にしてください!
Microsoft(マイクロソフト)広告とは
Microsoft広告(Microsoft Advertising)は、マイクロソフト社が提供する検索連動型広告(リスティング広告)です。ユーザーが特定のキーワードで検索を行ったときに、そのキーワードに関連する広告が表示される仕組みです。主にBing検索エンジンやMicrosoftのパートナーサイトでの広告掲載をしています。
「Bing」はあまり馴染みがないかもしれませんが、Windowsパソコンを使用している方はデフォルトで入っているMicrosoft Edgeというブラウザの検索エンジンから検索機能を使用するとBingになります。GoogleでGoogle検索エンジンを使用する場合のMicrosoft版がBingという考えだと分かりやすいかと思います。
Microsoft広告の種類と表示場所
Microsoft広告は、大きく以下の2つに分かれます。
- 検索広告:検索エンジンBingに配信
- オーディエンス広告:Microsoft Edgeのブラウザに配信
検索広告
検索広告の中でも代表的なのが「レスポンシブ検索広告」です。GoogleやYahooでも利用されている各検索エンジンに掲載することができるテキスト型の広告「リスティング広告」のことです。
自動生成アセットを有効にすることで、最大で15個の見出しと4つの説明文を指定し、広告のパフォーマンスを最大化することが可能です。
他にも検索広告には以下のような広告の種類が用意されています。
- 動的検索広告
- ショッピング広告
- (拡張テキスト広告もありましたが、2023年2月以降サポート終了)
などがあります。基本的にはGoogleやYahooの該当する広告と同じような機能です。
オーディエンス広告
検索広告は検索したワードに対して、Microsoftの検索エンジンであるBingの検索結果に表示されます。
対してオーディエンス広告は、複数のサイトでの行動履歴データを分析し、MSN(Microsoft Network)、Outlook.com、Microsoft Edge などのサイトや、その他のパートナーサイトに表示される広告で、画像ベースの広告とフィードベースの広告の 2 つの広告形式があります。
Microsoft広告を行うメリットは?
では、Microsoft広告を始めるメリットについて紹介します。
- Windows利用者が多い日本において、Windowsにデフォルトで入っているMicrosoft Edge 経由の広告は利用者が多い
- 上記を踏まえて検索エンジンBingを押さえておく価値あり
- Google 広告を実施済みであれば、インポートも可能
上記グラフを見ていただくと分かるように、日本においてWindowsのシェアは長期にわたり1位となっています。そのWindowsに入っているMicrosoft Edgeを使用するMicrosoft広告を運用するのは良い手段かと思います。
また下記グラフを見ていただくと、Bingは2022年2月頃にはデスクトップにおけるサーチエンジンのシェアがYahooを抜いています。Google 広告を既に運用している方は次に導入するべき広告はMicrosoft広告かもしれません。
Google 広告やYahoo 広告との違いは?
では、GoogleやYahoo広告を既に行っている方に向けて、Microsoft広告との違いについて説明します。主にGoogle 広告やYahooにはなくてMicrosoft広告にはある機能について紹介します。
広告配信を細かく指定できる
地域・年齢・会社名・業界といった広告を誰に届けたいか、ターゲティングが可能です。しかし残念ながら現在は一部の国でのみ対応しており、日本はまだ未対応となっています。
独自の広告表示オプションがある
Microsoft広告にしかないオプションを紹介します。
- アクション拡張機能:行動喚起 (CTA) 表示オプションでテキスト広告にクリック ボタンを追加
- ビデオ拡張機能:サムネイル画像をクリックすると、動画が再生
- フィルター リンク拡張機能:広告から特定の商品やサービスへのリンクを複数作成
各オプションを上手く利用するとMicrosoft広告ならではの広告運用ができそうです。その他の広告オプションについてはMicrosoftのページをご参照ください。
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Microsoft広告へのイメージは膨らみましたか?
今後もMicrosoft広告に関する記事を書いていきます。また、EC Boosterでも順次Microsoft広告に対応開始しております。ご興味がある方は、EC Boosterのサービスサイトをご覧ください。