Google ショッピング広告を運用していくにあたり、重要な要素となるのが広告に使用する画像です。
Google Merchant Center（グーグルマーチャントセンター）で画像の不承認が発生した場合どうすれば良いのか、具体例を挙げて紹介いたします。
これからショッピング広告を始めようとしている方、運用中で画像の不承認ににお困りの方は是非参考にしてみてください！
Google ショッピング広告における画像の重要性
Google ショッピング広告を出す上で商品画像をしっかりと設定することは肝になります。
ショッピング広告には、商品の画像、名前、価格、そして店舗または会社名がすべて広告内に表示されます。正しく画像を設定しないと不承認となり、広告が掲載されなくなる可能性があります。
Google Merchant Centerの画像不承認確認方法
ショッピング広告を出す上で設定が必要になるのがGoogle Merchant Center。
Google Merchant Centerの使い方と基本機能に関しては下記参考記事をご覧ください。
また、不承認画像の確認方法は、Google Merchant Centerにログイン後、【商品】＞【診断】＞【商品アイテムに関する問題】のタブを確認してください。詳細は下記の記事をご覧ください。
よくある画像不承認例
まず、下記に挙げた最低限の画像要件を確認しましょう。
- ファッション関連以外の商品の画像: 100 x 100 ピクセル以上
- ファッション関連の商品の画像: 250 x 250 ピクセル以上
- 画像のサイズ: 64 メガピクセル以下
- 画像ファイルのサイズ: 16 MB 以下
次に、よくある実際の画像不承認の例を紹介します。
宣伝要素などを含んだり、文字入りロゴ入りではない？
【画像[画像リンク]でプロモーションのオーバーレイが発生しています】とGoogle Merchant Centerでは表示されます。オーバーレイとは、対象画像に透かし、ブランド名、ロゴなどが重なっている状態を言います。文字等は削除してシンプルな画像にしましょう。
画質は大丈夫？
なるべく高画質の画像を使用しましょう。1500 x 1500 ピクセル以上の画像がおすすめです。
背景は大丈夫？
写真の背景は「白」一色、または透明がおすすめです。商品が見やすい背景にしましょう。
枠付きにはなっていない？
枠付きをなくしましょう。さまざまなデザイン要素で商品画像が見えにくくなると不承認となります。
画像不承認の対応方法
上記で示した不承認が出た際は、以下の方法を使用して画像を修正しましょう。商品画像には、それぞれ対応する商品画像URLがありますが、URLの更新有無によって対応方法が異なります。
画像URLは変更せず、新しい商品の画像を追加
登録してある画像のURLはそのままで修正後の画像を上書きする場合、新しい画像が再度クロールされるまで時間がかかる可能性があります。
画像URLを変更して、新しい商品の画像を登録
新しい商品画像を既存のURLとは別の新しいURLで登録します。この場合、商品画像は 3 日以内にクロールされます。
画像の自動改善を有効にする
Google Merchant Centerには、アップロードした画像が自動的に改善される設定があります。ただし、自動改善が成功しない場合もあります。その場合は不承認のままなので注意しましょう。詳細はこちらのGoogleヘルプページをご参照ください。
なお、EC Boosterご利用中のお客様は、カート別の画像変更対応方法のヘルプページがありますので、ご確認ください。
画像不承認に対応しないとどうなる？
では、画像不承認の対応をしないとどうなるのでしょうか。
商品のエラー表示パターンは、以下の2つになります。
- 警告: 警告を受けた商品は引き続き Google に掲載されますが、パフォーマンスが制限される場合があります。警告が解決されない場合は、不承認となることがあります。
- 不承認: 不承認となった商品は Google に掲載されなくなります。商品が再承認されるには、商品単位の問題を修正する必要があります。
不承認を確認後は、可能な限り速やかに対応するのが吉です。
不明点はEC Boosterサポートチームまでご連絡
Google Merchant Centerにおける画像の不承認について理解が深まりましたか？Google 広告において画像設定は重要となるため、不承認を減らして効率的な広告運用をしていただければと思います。
なお、最短5分でEC向けGoogle広告を一括管理、日々の運用もすべて自動で行われるEC Boosterの資料はこちらになりますので、ご検討いただければ幸いです！