EC Boosterの使い方

商品別の広告成果を分析して自社ECの改善点を見つけ出す!EC Boosterの商品別レポート活用方法を徹底解説

EC Boosterでは、2019年12月より、商品別レポートの提供を開始いたしました。

このコラムでは、商品別レポートを使用してECの売上アップを目指していくための考え方についてお伝えいたします。先日公開したキーワードレポートとともに、広告配信結果を活用して、売上アップを目指していただければと思っています。

集客だけじゃない!EC Boosterのキーワードレポートを活用してサイト改善を行うための方法をご紹介

商品別レポートとは?

商品別レポートは、その名の通り、EC Boosterが配信しているGoogleショッピング広告において、商品ごとにどのような広告成果が出ているかを表すレポートです。

あくまで、広告がクリックされた商品に関するレポートとなるという点にご注意ください

例えば商品Aをクリックした後、サイトを回遊し、別の商品Bを購入した場合でも、商品Aに対して購入の成果が付与されます。
※Googleの仕様に準拠しています。

そのため、どの商品が買われたかではなく、どの商品が店舗への入り口として良い成果を生み出しているかという点で見ていただければと思います。

商品別レポートの考え方

それでは、商品別レポートをどのように活用していくのか、見ていきましょう!

商品別レポートを確認する(EC Booster管理画面にログインします)

商品別の表示回数やクリック数、購入数などがご確認いただけます。

レポートをご確認いただく際には、各項目で順位を並べ替えていただき結果をご確認いただくことをおすすめします

購入数、クリック数、表示回数それぞれどのような語句で発生しているかをご確認いただき、それぞれを次の施策にご活用ください。

それではこれから各指標の評価方法について解説していきます。

購入が発生している商品

購入が発生している商品は、お客様の呼び込みに成功している場所です。
その商品自体がお客様に魅力的に思われているということですので、販売プロモーションを強化しましょう。

また、合わせてキーワードレポートを活用することで、どのようなキーワードでその商品に至ったのかのニーズも確認してください
お客様の検索ニーズが分かれば、そのニーズを満たす他の商品への導線や、サイト内コンテンツを拡充してみましょう。

サイト内での購入率向上や、客単価向上を目指していくことができます。

クリックされているが売上につながっていない商品

商品が他の店舗の商品と一緒に並んで表示されている中で魅力的だと思われて、クリックが多くされているようですが、サイトに来訪したユーザーがなかなか購入していないようです。

あと一歩、購入のための情報が不足していませんか?

送料や決済に関する情報などが不足していると、ユーザーは商品の購入に不安を覚えて他のサイトに移動してしまう可能性もあります。購入を後押しするような情報を追加することで、購入率の向上を目指していきましょう。

また、色サイズなどのバリエーションが違う商品や、類似商品を他にお取り扱いの場合、それらの商品をおすすめとして紹介することで、ユーザーの異なるニーズも拾うことができるようになるかもれません。

キーワードレポートを活用し、顧客のニーズを把握して、どのような商品をおすすめするべきか検討していきましょう。

表示されているがクリックされていない商品

Google検索結果に広告が表示されている中で、競合他社の商品のほうが、より魅力的に表示されているようです。

競合がどのような商品画像を使用し、ユーザーに訴求しているかを確認して、画像の差し替えを検討しましょう
商品撮影の基本については、下記の記事もご参考ください。
誰でもできる!ネットショップ向け商品撮影の基本

また、競合サイトの方が、魅力的な価格展開をしている可能性があります。提供する価格を見直すか、価格が高い中でも魅力的に感じてもらえるようなオプションの提供ができないか検討しましょう。

改善に向けた具体的な行動のポイント

広告プレビューやキーワードレポートと一緒に活用しよう

商品別レポート内の広告プレビューでは、EC Boosterが行っている広告用の商品タイトルの改善の結果がご確認いただけます。

商品タイトルを改善して広告成果アップ!EC Boosterが行う改善をご紹介

また、キーワードレポートでは、どのようなキーワードに対して広告が出稿されているかを確認することができます。

どの商品が、どのような検索ニーズに対して広告出稿されているかを確認することで、ユーザーのニーズを満たすような商品のアピールをしていきましょう。

※どのキーワードに対してどの商品が出稿されているかは分かりません。
※キーワードレポートと商品別レポートの数値が一致しないことがあります。
(いずれもGoogleの仕様によるものです。)

実際に検索してみよう

ユーザーは、商品をGoogle上で検索した際、あなたのショップを含む複数のショップから比較を行っています。

他のショップが商品をどのように訴求しているかや、価格を調べていくことが大事です。

また、ショッピング広告だけでなく、リスティング広告やオーガニックの検索結果、画像検索の結果など、確認できるGoogleの検索結果は幅広く見ていきましょう

思わぬ競合の存在や検索者のニーズを満たす方法に気づくことができる可能性があります。

改善したらデータをまた確認しよう

なにかのニーズに気づき商品ページの改善を行ってもらうと、EC Boosterがその内容を活用して広告配信を改善していきます。

狙っていたクリック率や購入率の向上を得ることができたか、EC Boosterの広告成果やGoogle Analyticsのデータを活用して確認しましょう。
Google Analyticsを活用して売上増加!Googleショッピング広告の集客力を売上に変えるヒントをご紹介

自分の行った改善でお客様のニーズが満たされ、売上に繋がってくると、どんどんEC運営が楽しいものになってくるかと思います!

困ったらカスタマーサポート窓口を活用しよう

ご自身で考えていただいてもいいアイデアが思い浮かばない場合や、考えた方向性がどうか確認したい場合、EC Boosterサポート窓口にお問い合わせください。

EC Boosterでは皆様からのお問い合わせをお待ちしています。

EC Boosterの集客を売上アップに繋げていけるよう、一緒に考えていきましょう!

 

この記事を書いた人
森一真

株式会社フィードフォース
EC Booster事業責任者

EC Booster広告運用チームに参画後、EC Boosterの広告運用自動化ロジックの開発や、Googleショッピング広告を活用した売上拡大施策提案など、自社ECサイトでのWeb広告活用のサポートに従事。「価値ある商品を世の中に流通させたい」という信条のもと、一貫してWeb広告を活用した自社EC集客の支援を行っている。

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