アプライドは、福岡を拠点に全国26店舗の展開ならびにECサイトで様々なパソコンや関連機器の販売を行っている会社です。
今回EC Boosterのご導入について、アプライド株式会社 商品企画部 次長の遠山健一様と、ご紹介いただいたEC Booster販売パートナーのヤマトフィナンシャル株式会社 福岡支店 支店長の三浦英朗様にお話をお伺いしました。
ヤマトフィナンシャルを選んだ決め手は、営業マンになんでも相談できる安心感
──アプライド様の概要について教えてください
アプライド株式会社 遠山様(以下、社名略):
アプライド株式会社はJASDAQ上場企業として、福岡を拠点としてパソコンを中心とした機器を販売しております。九州を中心に全国26店舗にて直接消費者の方にパソコン関連機器のご案内しているほか、法人営業部では、各種法人様に対して、お客様のニーズに合わせたコンピュータ活用のご提案を行っております。
弊社ではBTO(Bulid To Order、受注生産)パソコンの製造を得意としており、お客様のご使用用途をお伺いしつつ、最適なPCを提案いたしております。
時代の流れが変わる中で、パソコンを探される方は店舗だけでなく、オンライン上でも活発に商品の検索、購入を行っています。その流れに合わせて、ECサイトを公開しており、現在ではECサイト運営に特化した事業部にて、各種サイトの運用を行っています。
──ヤマトフィナンシャル様について教えてください
ヤマトフィナンシャル株式会社 三浦様(以下、社名略):
ヤマトフィナンシャル株式会社は代金引換・クレジットカード決済・後払い決済などあらゆる決済手段に、ヤマトグループの物流・情報機能を融合させたサービスを提供しています。決済代行会社としては珍しく、全国各地に営業マンがいますので、お客様のニーズをお伺いしつつ、ECサイト売上拡大に向けた包括的なサポートを行っております。
──アプライド様とヤマトフィナンシャル様はどのように連携されているのでしょうか
遠山様:
ヤマトフィナンシャルさんとは、2017年ごろからお付き合いさせていただいております。
元々決済代行に関しては他の会社様のサービスを使用していたのですが、配送でヤマト運輸さんにお世話になっていましたので、ヤマトフィナンシャルさんのことは存じ上げていました。
少しお話聞いてみたいとご相談しましたところ、自社サービスに限らず様々なことを、定期的にお話しいただきましたので、熱意と安心感を覚え、ぜひ契約してみようということになりました。
ヤマトフィナンシャルさんと契約した際、受注処理の現場としてはオペレーションが変わりますので、その不満が出てくるのでは、という心配がありました。しかしヤマトフィナンシャルさんは、現場にも何度も足を運んでいただき、丁寧にシステムの使い方を指導していただいたので、現場のシステム移行も非常にスムーズに進みました。
決済会社さんはサービスの特性上柔軟なサポートも難しいことが多いと思うのですが、ヤマトフィナンシャルさんはいつもお気遣いいただける安心感があり、その後も折に触れて様々なことをご相談しています。
三浦様:
弊社としては、決済サービスを導入いただくだけでお客様との関係は終わりではないと思っています。
実際に決済サービスを利用する現場の方のフォローをさせていただくことはもちろん、通販事業者様には弊社とお取引いただくことで、更に売上をあげていただきたいと思っているので、各パートナーさんと連携して様々なメリットのあるサービスを通販事業者様にご紹介しております。
EC Boosterも、売上を上げるための集客施策としての新しいツールでしたので、まずは始めてみませんか?とご提案いたしました。
自社運用の広告は成果に繋がらず、広告代理店の提案も実情に合わない。その中でEC Boosterを使用した理由とは?
──アプライド様では元々集客はどのように行っていたのでしょうか?
遠山様:
Google広告自体は、自分たちでGoogle側の担当者とともに色々試行錯誤していました。ただ、どうやっても設定した予算を大幅に下回る金額しか配信されず、もちろん購入にも結びつかない。とはいえ、私どももサイトの運営で忙しく、広告全体をテコ入れする時間も中々取れない。そのような状況がずっと続いていました。
Googleショッピング広告も一度自分たちでやってみたいと思い、Google側に登録を行ってみたのですが、どうしてもGoogle側の承認を通すことができませんでした。承認を通そうとすると自分たちで商品を手動で登録する必要があり、商品管理をもう一サイト分行うのとほぼ同じ労力がかかるのでは、と思いました。
状況を打破しようと思い、いくつか広告代理店様に提案をお願いしてみたのですが、ご提案いただく広告運用プランはどれも金額がかなり大きく弊社の実情に合わないものであったり、ウェブ以外の集客施策の提案で費用対効果が見えづらく、オンラインサイトの集客施策としては相性が合わないのではと思われるものであったりしました。
なので最初三浦さんからEC Boosterのお話を聞いたときには、またそのような手間や金額がかかってくるサービスの一つでは?と疑っていました。笑
──実際にEC Boosterの話をお聞きになっていかがでしたか
遠山様:
商品データの管理は全てEC Boosterでやってくれるので手間がかからない、かつ、広告費は最低1日1,000円から始めることができるということで、元々我々が持っていた懸念点を全て解消するサービスだと思いました。
これはやらない手はないと思い、ご提案いただいた後すぐに会社内の稟議にかけました。EC Booster側でシミュレーションも作成してもらい、それを持って社内提案を行いました。
EC Boosterで担当者の負荷を増やさず売上拡大に成功。販売パートナーもEC Boosterの営業フォローで提案知識を拡充。
──EC Boosterをご利用いただきいかがでしょうか
遠山様:
EC Boosterを利用しはじめてまだ数ヶ月ですが、順調に売上件数が増えていて非常に嬉しいです。少額からでも実施することができ、広告の費用対効果を見て広告配信を拡大することができるので、地に足がついた広告配信ができていると思っています。
広告結果を見ても、アプライド以外のキーワードで広告が出ている状況なので、弊社のパソコンを初めてご存知いただく方も多いのではと考えております。
EC Boosterで行っている作業としては月に1回程度EC Boosterの管理画面にアクセスし、前月の広告成果のキャプチャを撮り、会社に報告しているだけです。昨今の働き方改革の流れは弊社でも活発です。とはいえ、売上は伸ばしていかないといけません。その中ではやはりいかにツールで楽ができるかが鍵になってくるかと思いますが、EC Boosterはその最たるものかと思います。
ツールを新しく入れる場合、そのツールを使う、という運用フローを組むことさえできず、そのツールも塩漬けになってしまうことがこれまでも多々あったのですが、EC Boosterは全ておまかせで良いので、そのような心配もないことがいいですね。
──ヤマトフィナンシャル様としては、EC Boosterをご紹介いただきいかがでしょうか
三浦様:
弊社で提供しているのは決済サービスが主ですが、決済サービスに限らず、事業者様のECサイトの売上拡大に向けた包括的な支援を行うということを目指しています。その中でも、やはり「集客」に関しては、事業者様から「悩むポイントである」とのお声をいただくことが大変多いです。
EC Boosterは、Googleショッピング広告を簡単な設定で手軽に始めることができますので、各事業者様にご案内しています。
私どもも広告のことは専門家ではないので、EC Boosterの窓口に問い合わせをすることがあるのですが、担当の方からは電話やメールで丁寧に提案のフォローを行っていただけるので、少しずつではありますが、事業者様にしっかりとメリットをお伝えする知識がついてきたかなと思います。
今後も通販事業者様には、EC Boosterを提案させていただき、各事業者様の集客強化のお役立ちができればと思います。
サイトの運用は自分たちで。集客は全てEC Boosterで。明確な役割分担でより施策のスピードアップを目指す
──EC Boosterに今後ご期待いただく点としてはいかがでしょうか
遠山様:
まずはEC Boosterを導入し、しっかり売上を獲得できる、ということが分かってきましたので、今後はより効率的に、多くの件数の売上を作っていきたいです。
弊社の得意領域であるBTOやゲーミングPCに関する認知度強化により役立ってくれると嬉しいなと思っています。そのためには自分たちの今の状況や課題感を、適宜EC Boosterサポート窓口と連携し、広告成果改善のアクションを取っていく必要があるかなと思っています。
EC Boosterのご提案を受けて、私の中で、集客は基本的に外部に、できればEC Boosterに全て任せたほうがいいのでは、という認識が明確になりました。
サイトの運用やバナーの作成は、自分たちのサイトイメージを伝える手間やこちらが保ちたい施策実施のスピード感という観点で、なかなか外部に依頼することは難しいです。また、サイトそのものの競争力につながるので、自社で内製していきたいと思っています。
一方で集客は自分たちで行わなくとも、外部パートナーさんの詳しい知見を活用するほうがよいと考えています。
そのため、自分たちはサイトの運営にフォーカスし、集客はEC Boosterで行う、という役割分担で今後は進めていきたいです。そのためには、EC Boosterが早く、色々な媒体に連携してもらえると嬉しいです。
三浦様:
様々なECシステムをご利用の通販事業者様とお話しする中で、「集客」は大きな課題の一つであるとよくお伺いします。そのため、EC Boosterには現在対応していないECシステムにも対応していただき、ぜひ多くの通販事業者様でEC Boosterをご検討いただきたいと思っています。
──今後の目標としてはいかがでしょうか
遠山様:
2点あります。1つ目はEC事業をもっと成長させることです。EC業界全体を見ていても、こんなに急成長し、これからも伸びることが想定されている業界は多くないのかなと思っております。
その時代のニーズをしっかり読み解き、時代に合わせた販売形態を追求していくことで、通販サイトの売上が弊社内で大きな柱の一つになるように成長させたいです。
2つ目に、専門的なPCの販売を強化していきます。AIやディープラーニング、ブロックチェーンなど技術進歩が著しい中で、その技術開発を支えるスペックの高いパソコン(High Performance Computer)のニーズはより高度になってきています。弊社ではPC製作に関わるノウハウを活用し、技術発展に寄与できるようなPC販売を行っていきたいと思います。
三浦様:
ヤマトフィナンシャルとしては、今後も通販事業者様に向けてより一層、有益な情報を提供してまいります。
直近では消費増税やそれに伴うキャッシュレス・消費者還元事業が始まることなど、ECを取り巻く環境の変化は本当に早いと思います。
その中で通販事業者様が「今何をすべきか」ということを、状況に合わせ提案していきたいと思います。特にEC Boosterは、「集客」という課題に対する、一つの大きなソリューションであると考えていますので、今後も通販事業者様にご紹介し、集客体制のご支援を行っていきたいです。
特に福岡支店ではその先頭に立てるよう目標を立てております。今後もアプライド様のような事例をどんどん作っていくつもりです。
──3社で連携し、アプライド様の売上拡大にお役立ちしていきたいと思います。貴重なお話ありがとうございました。