EC Boosterの使い方

実際に購入が発生した日とEC Boosterで購入が計測されている日付が違うのはなぜ?EC Boosterの購入計測のロジックについて

こんにちは。EC Boosterサポートチームです。

皆様の中で、EC Boosterをご利用中にこのように感じられたことがある方もいらっしゃるのではでしょうか?
「あれ?昨日発生した購入が、EC Booster上だと3日前の購入として表示されているぞ?何かEC Boosterが間違っているかもしれない」

EC Boosterのサポート窓口には、このようなお問い合わせをいただくことがたまにあります。
実はEC Boosterが間違っているわけではありません。

なぜこのようなズレが起きているのか?どう評価すべきなのか?について詳しくご説明します!

なぜ購入が計測されている日付がずれているのか

結論から言うと、ズレが発生している原因は、購入を行ったユーザーが3日前にEC Boosterの広告をクリックしたもののそのタイミングでは商品を買わず、検討を重ねた結果昨日購入を行ったからです。
EC Boosterの管理画面上では「クリックが発生し、購入発生に影響を与えた日」として3日前のクリックに対して購入がついている形となっています。

EC BoosterではGoogle純正の広告の計測ロジックに準拠し、クリック後30日以内の購入についてはEC Booster経由での購入としてカウントしております。
※専門用語でアトリビューションと言います。

ECサイトに訪れたユーザーが全員そのタイミングで商品を購入することはありません。
大手広告配信媒体であるCriteoが発表した内容によると、サイト来訪ユーザーのうち98%は商品を購入せずにサイトを離脱しています。ECサイトで商品を購入するのに数日の検討を行うことはみなさんもユーザーとして体験したことがあるのではないでしょうか。

どのように評価すべきなのか

上記のようにユーザーは広告に接触してすぐ購入にいたるというわけではありませんので、Googleを始めとする広告媒体では中期的な視点で購入者数を増やしていくことができるように広告配信を行っています。

そのため広告経由の購入の計測についても中期的に購入やサイト活性化につながっているか、という形で評価をしていただければと考えています。

EC Boosterをご利用いただいている中で、貴重なご予算をご利用いただいているので「すぐに広告成果がでないので停止してしまおう!」と判断したくなりますが、そこをぐっとこらえていただき、中長期的にEC Boosterがサイトの流入や売上に影響を与えているか、という形で判断いただければと思います。

実際に中長期的に広告を配信していただくことで高い成果を感じられているお客様も多くいらっしゃいます。

この記事を書いた人
森一真

株式会社フィードフォース
EC Booster事業責任者

EC Booster広告運用チームに参画後、EC Boosterの広告運用自動化ロジックの開発や、Googleショッピング広告を活用した売上拡大施策提案など、自社ECサイトでのWeb広告活用のサポートに従事。「価値ある商品を世の中に流通させたい」という信条のもと、一貫してWeb広告を活用した自社EC集客の支援を行っている。

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