使い方・機能解説ノウハウ集Google ショッピング広告関連Google ショッピング広告の効果改善

Google ショッピング広告成果改善ガイド | 運用実績1,000社超のノウハウをご紹介

本記事では「Google ショッピング広告」の改善方法をご紹介します!

Google ショッピング広告を運用している時に、このようなことを感じることはありませんか?

「広告の配信設定、正しくできているか分からない」
「成果を伸ばしたいが具体的な方法が分からない」
「悪い結果ではないが、他に改善できるポイントはないだろうか」

本記事を読んでいただくことで、以上の悩みを解消し、良きGoogle ショッピング広告ライフを送っていただけるかと思います。

これまで1,000社以上のGoogle ショッピング広告を運用してきたEC Boosterの知見がギュッと詰まった記事となっております。是非、本記事でGoogleショッピング広告の改善方法をマスターして自社ECの売上アップにつなげていきましょう!

まずはGoogle ショッピング広告の基礎から知りたい..!という方は以下の記事をご覧ください。

Google ショッピング改善を始める前に

Google ショッピング広告の具体的な改善方法をご紹介する前に、広告成果を改善していく上で重要な考え方をお伝えします。

自社ECの売上アップ方程式

自社EC運営における様々な施策と同様、Google ショッピング広告の改善にも方程式があります。Google ショッピング広告経由での売上最大化に向けた方程式は以下のような構成です。

自社ECの売上アップ方程式

自社ECの売上アップ方程式

Google ショッピング広告で売上を伸ばしていくためには、売上を構成する指標を理解し、それぞれの指標を1つ1つ改善していくことが重要になります。

ですので、本記事の以降のパートでも各改善レバーの調整が何の指標に効いてくるのかを頭に入れていただきながら読んでいただくと改善ポイントへの理解が深まり、効果的に成果改善を実施することができるかと思います。

広告運用の基本は「誰に何をいつ見せるか」

もう1つGoogle ショッピング広告を改善する際に大切な考え方をご紹介ます。

Web広告の成果を改善したい時に大切になるのが「誰に何をいつ見せるか」という視点です。Google ショッピング広告も同様に、誰に何をいつ見せるかを調整することで成果が改善していきます。

例えば、以下のようなケースを思い浮かべていただくとイメージしやすいかもしれません。

広告A:ペットを飼っていない人に、美味しいペットフードをアピールする広告
広告B:退勤後のサラリーマンに、喉越しのいいビールをアピールする広告

AとBどちらの広告が広告を見た後の購買という行動に繋がりやすそうでしょうか。
少し極端な例示になってしまいましたが、Bの広告の方が「ビールを飲みたい!」という気持ちを引き出し、購入に繋がる可能性が高そうですよね。

Google ショッピング広告に置き換えると以下のようなイメージになります。

何を:広告クリエイティブ(商品名や商品画像)
誰に:ターゲティング設定
いつ:広告配信の曜日時間帯 etc

是非、このような運用改善の基本となる考え方を抑えた上で、Google ショッピング広告の改善テクニックについて読み進めていただけると嬉しいです!

Google ショッピング広告成果改善のポイント

それでは本記事のメインテーマであるGoogle ショッピング広告の改善ポイントについてお伝えをします。

大事なポイントは2つ!「商品データ」と「広告運用」

Google ショッピング広告の改善をする上で理解すべきポイントは大きく2つです。

「商品データ」と「広告運用」の2つ改善方法をマスターすることで、Google ショッピング広告の成果は改善していきます。※商品データはデータフィードとも呼ばれます。

広告運用部分のみを改善されようとする方もいらっしゃいますが、Google ショッピング広告の運用では「商品データ」の改善も重要です。

弱った体で激しい運動をすると体調を崩してしまうように、土台が整っていない状態(商品データが整備されていない)で広告運用で予算を増やしたり、配信強化を行うと思うような成果が得られないということも多くあります。

なので、Google ショッピング広告運用において土台となる「商品データ」を最適な状態に整えておくことがとても重要です。

商品データを管理するツールがGoogle Merchant Centerで、広告運用を管理するツールがGoogle 広告になります。それぞれの改善、操作方法を紹介していきます。

Google Merchant CenterとGoogle広告

Google Merchant CenterとGoogle広告

「商品データ」作成時のポイント

商品データはGoogle ショッピング広告運用の土台となる部分です。良い広告成果は良い商品データから生まれます。

必須項目は必ず入力をする

まず初めに、Googleが定める必須項目は埋めておきましょう。

必須項目が埋まっていない場合、広告配信もされません。Google ショッピング広告は、検索語句と商品データが一致することで配信される広告です。例えば商品データに色情報が入っていない場合、「ワンピース 赤」と検索した人に赤いワンピースを表示したいですよね。そのため、Googleでは、検索結果にユーザーの意図にあった商品を掲示できるよう、業種ごとに最低限埋めてもらいたい必須項目を指定しています。

Google Merchant Center上での不承認も必須項目が埋まっていないことが原因の事も多いですので、今一度確認してみましょう。

重要データの改善を行う

必須項目の記入が完了したら、Googleショッピング広告の成果改善に大きく寄与する「商品タイトル」と「商品画像」2つのデータ項目を確認しましょう。

「商品タイトル」と「商品画像」を改善しましょう

「商品タイトル」と「商品画像」を改善しましょう

広告を見たユーザーが最初に目にする箇所でいわば自社サイトの顔ともいえる部分です。

広告成果の指標で「表示回数」や「クリック率」といったサイトへのアクセス数を向上させるポイントになります。

理想の商品タイトル

商品タイトルの中に、商品に関する情報を多く記載しておくことが大切です。

理想の商品タイトル

理想の商品タイトル

Googleが広告掲載をする商品を選定する際にも、商品タイトル内に含まれているキーワードが考慮されます。商品タイトル内に商品に関するキーワードを記載しておくことで、表示回数が増加します。

理想の商品画像

商品画像は主に「クリック率」に影響します。

より魅力的な画像を用意して、広告が掲載された際にユーザーがクリックしたくなるような広告を目指しましょう。

理想の商品画像

理想の商品画像

商品画像にもGoogleが定める規定があり、画像が原因で不承認(広告配信ができない)の状態になっているケースも散見されるので、今一度確認をしておきましょう。

また、最近はGoogle側による広告審査が厳しくなっている傾向にあります。画像や商品タイトルなども規定に沿っていない場合、審査で落ちてしまい広告配信をすることができませんので、改めて確認をしておきましょう!

1,2のデータ項目が整備出来た後は、以下の項目も見直してみましょう。

カラー・サイズ・性別・年齢層(アパレル商材で特に重要)

特にアパレル系の商材で重要なデータ項目になり、表示回数やクリック数の増加が見込めます。商品のカラーバリエーション別に各種情報を登録しておきましょう。

Google Merchant Center 上で設定しておきたいポイント

ビジネス情報

自社のビジネス情報を登録しておくことで、Google側への評価が高まり成果が向上する可能性もあります。簡単に設定できますので、登録をしておきましょう。

ショップ名

ショップ名も商品タイトルや画像と同様に一番最初にユーザーの目に留まるポイントです。
ショップ名にも規定があり、満たしていない場合ドメイン名が使用されてしまうので、確認をして自社ショップを魅力的に表現できるようにしておきましょう。

送料設定

Google Merchant Center上で送料の設定も行っておきましょう。商品やショップに関する正確なデータをGoogleに登録しておくことは、サイトの信頼性向上に繋がり広告成果が改善される可能性が高まります。

また特定の商品ごとに送料設定を行う方法もあります。個別商品単位で送料設定を行いたい場合は、shipping_label[送料ラベル]を活用して設定が可能です。ただ、Google Merchant Center上で設定を行うよりも難易度が高く上級者向けの設定になります。

Google 広告運用時のポイント

商品データを整えながら、Google 広告の調整も行っていきましょう。

Google 広告の管理画面で多くの調整可能な箇所があります。その中でも特に確認しておきたいポイントについてご紹介します。

入札戦略

まずは入札の戦略を確認してみましょう。主な入札戦略には以下の選択肢があります。

広告成果への影響度も非常に大きいので、各入札戦略の特徴やメリットなどを確認した上で

自社の運用方針に合った適切な入札戦略を選択しましょう。

入札戦略の特徴

入札戦略の特徴

除外キーワード・商品絞り込み

Google ショッピング広告の仕組み上、配信するキーワードを広告主側で指定をすることができません。(商品データに含まれるデータと実際のユーザーの検索語句を元に自動的に配信をするキーワードが決まるため)

なので商品データ内に商品に関連するキーワードを含めておくことは重要なのですが、関係のないキーワードで広告配信がされることもあります。

広告配信から除外するキーワードを設定して、配信の効率化を図っていきましょう

除外キーワードの設定

除外キーワードの設定

キーワードの除外方法は大きく2つあります。

・完全一致除外
・部分一致除外

例:
「スニーカー メンズ 赤」で完全一致除外した場合、その後「スニーカー メンズ 赤」で検索が発生した際に自社商品は掲載されません。
「スニーカー メンズ」で部分一致除外をした場合は、「スニーカー メンズ」を含む検索語句では自社商品が掲載されないようになります。「スニーカー メンズ 青」「スニーカー メンズ 赤」

部分一致の場合は、1回の除外キーワード登録で広く検索対象から除外することができるため、使い方には気を付けましょう。

商品の除外についても、除外キーワードの設定と似たような考え方になります。以下のような商品の配信の除外も検討をしてみましょう。

・副次的に買われることが多い商品
・リピーターが購入することが多い商品
・単価が低い商品

以上のような商品を配信対象から除外を行うことで、広告予算を他の注力商品に使用することができます除外キーワードとセットで是非、検討をしてみてください。

入札調整(デバイス別/時間帯別)

次に、成果が良い曜日時間帯やデバイスでの広告表示を強化させる方法をご紹介します。

広告成果が良い(購入がされやすい)曜日、時間帯や、デバイスでの表示を増加させる方法です。

※後述しますが、スマートショッピングキャンペーンで配信される場合は、Googleが自動で調整を行うので手動での調整を行うことはできません。

例えば、デバイス別でモバイルの配信を強化したい場合は以下のような設定を行います。

パソコン:入札単価調整比→ -50%
モバイル:入札単価調整比→ 変更なし

上記のような設定を行うことで、パソコン上での広告表示がされにくくなり、その分モバイル上での広告表示機会に対して広告が表示されやすくなります。入札単価調整比については、まずは5%~10%くらいの範囲で調整していきましょう。ほとんど表示させたくない場合などは-90%等に設定をすると、広告が表示されにくくなります。

デバイス別の入札調整

デバイス別の入札調整

時間帯別での入札調整もデバイス別と同様の考え方となります。

配信を強化したい、曜日や時間帯以外の入札を抑制(-〇%)することによって、結果的に特定の曜日時間帯への配信を強化することが可能です。

時間帯別の入札調整

時間帯別の入札調整

時間帯別、デバイス別両方の入札調整比の変更に共通することですが、調整比を+にした場合、1回あたりの入札単価を引き上げ広告表示を増やすことも可能です。ただし、1回あたりのクリック単価は上がるので、広告の費用対効果(ROAS)は悪化してしまう可能性があります。まずは限られた予算内で成果を出すことを目指す場合、多くのケースで予算が早い時間に使われてしまい、夕方〜夜間の購入が多く発生する時間帯に広告配信がされなくなってしまう、というケースが多くあります。

この場合、購入に結びついていない時間帯の入札を引き下げ、一日を通して配信ができる状態を作ることを目指しましょう。

これらの運用でROASの向上が見られる場合、さらに成果を伸ばすために、予算を拡大した上で入札の強化を進めていく流れが良いでしょう。

細かい設定にはなりますが、成果が良い(購入がされやすい)時間帯や、デバイスでの露出を強化することで、Google ショッピング広告全体での成果が改善します。

スマートショッピングキャンペーンとGoogle ショッピング広告の違い

スマートショッピングキャンペーンは、Google ショッピング広告の進化版のようなメニューになり、自動運用のため、より容易に運用することができる広告メニューです。

スマートショッピングキャンペーンは自動運用で、Google ショッピング広告は一部手動で運用を行います。他にも、それぞれの違いを簡単にまとめましたのでご覧ください。

スマートショッピングキャンペーンとGoogle ショッピング広告の比較

スマートショッピングキャンペーンとGoogle ショッピング広告の比較

スマートショッピングの方が広告運用にかかる工数は少ないですが、通常のGoogle ショッピング広告で一定期間に充分な購入が発生していない場合、広告成果が悪化してしまう可能性があります。

なので、通常のGoogle ショッピング広告で一定期間配信を行い、購入データが蓄積されてからスマートショッピングキャンペーンに切り替える方がオススメです。

スマートショッピングキャンペーンを運用する上では、広告キャンペーンの調整がほとんどできないので、広告配信の土台となる商品データを整えておくことが重要です。

基本的には通常のGoogle ショッピング広告で一定期間配信後に、切り替えることをオススメしますが、配信初期からスマートショッピングキャンペーンを配信して、高い成果を出されている事業者様もいらっしゃいます。

興味がある方は、一度スマートショッピングキャンペーンにチャレンジをしてみて、成果が芳しくなければ、細かく調整ができる通常のショッピングキャンペーンに切り替えるという選択肢も視野に入れておけると良いかと思います。

まとめ

今後もGoogle ショッピング広告やGoogle 無料商品リスティングなどのGoogleのEC向け機能はアップデートされ進化していくと考えています。Googleのショッピング機能を活用することができれば、ECの集客をする上で強力な手段になってくれることは間違いないかと思います。基本や仕組みをしっかりとおさえた上で、自社ECの集客に活用していきましょう!

この記事を書いた人
森一真

株式会社フィードフォース
EC Boosterチーム マーケティング・CS担当

EC Booster広告運用チームに参画後、EC Boosterの広告運用自動化ロジックの開発や、Googleショッピング広告を活用した売上拡大施策提案など、自社ECサイトでのWeb広告活用のサポートに従事。「価値ある商品を世の中に流通させたい」という信条のもと、一貫してWeb広告を活用した自社EC集客の支援を行っている。

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