EC Booster 導入事例ペット用品

3回チャレンジして諦めていたGoogleショッピング広告で成果を出せたワケ – ペット用品ECサイトによる広告運用自動化ツールの活用事例

3回チャレンジして諦めていたGoogleショッピング広告で成果を出せたワケ - ペット用品ECサイトによる広告運用自動化ツールの活用事例

株式会社帝塚山ハウンドカムは、愛犬愛猫の元気な健康長寿を目指して、ペットフードをはじめとしたペット用品を取り扱っている会社です。

帝塚山ハウンドカムがEC Boosterを導入した背景、導入後の状況、そして今後の展望について、代表取締役 川瀬隆庸様、取締役マネージャー 神薗英子様、WEBマーケティング事業部部長 兼 統括部長 松下敦毅様にお話を伺いました。

面白い施策はまず試してみる。しかしGoogleショッピング広告だけは実施できなかった理由とは。

──貴社および貴社ECサイトについてお聞かせください

帝塚山ハウンドカムは、1989年にトリミング&グッズショップとして設立されました。
トリミングサービスで多くの愛犬に接する中で、人間の成人病と同じような健康上の問題に苦しむ愛犬が多いことに気づきました。

そこで「あなたの愛犬が元気に20歳まで生きるために」というコンセプトのもと、オリジナルペットフードやサプリメントの開発・販売を経て、2006年にECサイト帝塚山ハウンドカム本店を設立しました。

現在も店舗展開、商品サービスの拡充を進めながら、愛犬愛猫の健康長寿を支援しています。

──従来、自社サイトへの集客施策はどのように行われていましたか?

弊社では自社ECサイトの他にモールへの出店も行っておりますので、チーム内で役割分担を行い各サイトの施策を進めています。
広告媒体としてはFacebook、Instagram、Google、Yahoo!など各種媒体を社内で運用しています。
また社内運用のほか、ECシステム経由での広告配信にも取り組んでいます。

社内での広告運用については、各人が毎日15分~20分程度を使って調整しています。
会社としては特に自社サイト売上を伸ばしていきたいと考えておりますので、そのための運用調整に社内では注力しています。

広告の成果状況としては、特にFacebook広告はターゲティングを工夫することで売上を増やしていけるので、活用しています。

売上増加につながりそうな面白いことはまずやってみようという、というのが弊社のスタンスなので、勉強会に参加し集客施策について情報収集しています。
特に広告運用は最新機能に追いついていくのが大変で、社内だけでは不十分なので勉強会を活用しています。

──そのような状況の中で、EC Boosterを導入された経緯について教えてください

自社サイトでの売上を増やしたいということはずっと考えており、良さそうな方法を見つけたらすぐに試してみる、ということを行ってきました。
ちょうどEC Boosterを見つけた際に「5分で登録完了、運用は完全自動化」ということで興味を持ちました。

実はGoogleショッピング広告は、過去に検討し続けてきた集客手法です。
5~6年前くらいに、初めてGoogleショッピング広告の情報を入手した際も、すぐに挑戦してみました。

しかし、ペットフード商品の中に、サメなどGoogleの絶滅危惧種ポリシー*に引っかかる原材料が存在しており、これまでは広告出稿できませんでした。

その後も3回ほど挑戦はしてみましたが、結局ポリシーに抵触する商材を除外する、という処理が社内では対応が難しく、広告出稿が出来ずにいました。

※Google AdWordsには「絶滅危惧種」というポリシーが存在し、抵触した商品はショッピング広告での広告出稿が不可能となります。

今回EC Boosterに登録した際に絶滅危惧種ポリシーの相談をしたところ、サメ商材を自動で除外して広告出稿する、という処理をしていただけることになり、試しに登録してみました。
Googleショッピング広告向けのデータフィード作成に長期間関わっているだけのことがあり、実際にお任せしたところ広告出稿ができました。

5年越しで施策が実現できて嬉しかったですね。
さすが7年間データフィード*ベンダーとして広告配信における商品データ活用に携わってきただけあるな、ということを実感しました。

※データフィードとは、商品データを各種広告媒体の広告配信形式に変換して送信する仕組みを意味します。

ということで、EC BoosterでのGoogleショッピング広告は、5年越しに実現した施策であり、期待値は高かったです。

広告配信の自動最適化で徐々に効果を実感。今やEC Boosterはなくてはならない施策に。

──実際に導入してみての感想を教えてください

最初は獲得単価がやや高く広告成果を心配して注視していましたが、徐々に獲得単価が低下していきました。
日々レポートを確認して、EC Boosterが行っている自動最適化は伊達ではないなと感じています。

今では、本当にこんなにクリックが発生しているのかな?こんなに売上が発生しているのかな!?と信じられないくらいの数値まで改善しています。

これまではFacebookやYahoo!などの広告成果が良かったのですが、Googleショッピング広告という別手法で売上増加につなげられて、非常に満足しています。

特に、売上の強化は自社サイトで進めたいと考えていたので、会社としての方針にも沿っており、その点も満足しています。

──今後EC Boosterにご期待されることを教えてください

広告成果には満足していますので、現在の成果は継続してほしいです。
またFacebook広告にも商品データを用いて広告出稿していきたいと考えているので、EC Boosterで対応してもらえるのであればお任せしていきたいです。

一方で、全体の広告成果だけではなくて、注力商品の売上も追っていきたいと考えています。
そのため、例えばどんなキーワードでどの商品が売れているのかといったデータ取得が行えると、よりEC Boosterの活用幅が広がると期待しています。

──今後の貴社サイトにおける展望についてお聞かせください

やはり自社サイトの売上を上げていきたいので、そのための施策を計画しています。
具体的には、まずはサイト内の情報拡充を進めていきたいと考えています。
サイト内の情報拡充を進めることで購入率も改善していくはずですので、EC Boosterをはじめとした集客施策の経由での売上増加につなげていきたいです。

集客施策の中でも特にGoogleショッピング広告は、商品情報を拡充していくことで広告資産として活用できるので、商品情報の拡充は非常に重要と考えています。

また、自社ECサイトの売上を伸ばしつつも、それ以外の選択肢の検討も進めています。
いまはEC Boosterをはじめとして、自社サイトへの広告集客が有効ですが、今後状況が変化した際のリスクヘッジとして、SNS集客など他の集客経路の強化も検討しています。

あるいは集客手法の検討だけでなく、通販以外のペット関連のサービスやSNS的な取り組みなど、愛犬愛猫の健康長寿を支援できる事業の可能性は幅広く検討していきます。

──ありがとうございました

いますぐEC Boosterを始める

この記事を書いた人
森一真

株式会社フィードフォース
EC Booster事業責任者

EC Booster広告運用チームに参画後、EC Boosterの広告運用自動化ロジックの開発や、Googleショッピング広告を活用した売上拡大施策提案など、自社ECサイトでのWeb広告活用のサポートに従事。「価値ある商品を世の中に流通させたい」という信条のもと、一貫してWeb広告を活用した自社EC集客の支援を行っている。

森一真をフォローする
タイトルとURLをコピーしました