EC Booser 導入事例インテリア

費用対効果が今一つでも配信継続!EC Boosterと二人三脚で歩んだショップ什器ECが実現した働き方改革と受注増加ストーリー

費用対効果が今一つでも配信継続!EC Boosterと二人三脚で歩んだショップ什器ECが実現した働き方改革と受注増加ストーリー

ひかり屋は多様な業種のショップ向けに無垢材の什器を受注生産で提供しているECサイトです。今回は、EC Boosterを導入してEC運営方法を大きく変えられた代表の阿部様へのインタビューを行いました。

ショップ様に長く安心してご利用いただきたい!提供する商品へのこだわりとは

──貴社についてまずは教えてください

ひかり屋は実店舗向けの什器を販売するECサイトです。

提供する商品についてはこだわりを持っていて、一番大事にしているのは塗料です。人と環境に優しい水性塗料の中でも、特に日本工業規格(JIS)で認定されているF☆☆☆☆のものだけを使用しています。F☆☆☆☆はホルムアルデヒドの放散量が最も少ない製品のみ認定されているため、制作者にもショップ様にもホルムアルデヒドの悪影響を最小限に食い止められます。

もちろん油性のほうが早く乾くので生産効率が改善できたり、流行の色味や風合いを実現しやすかったりするのですが、健康への影響が最重要と弊社では認識しています。

また、業種やショップ様によって什器のサイズや求めるものが異なります。そのため、なるべくお客様のご要望を実現できるよう、ヒアリングを重ねてセミオーダーでの商品提供も行っております。

セミオーダー什器は世界で1台の商品となりますので、お客様の期待を超えて喜んでいただける製品を制作できるよう心掛けております。

──ECサイト運営について教えてください

元々ECサイトは開設していませんでしたが、全国のお客様と接する場として5年ほど前にECサイトを開設しました。

意識しているのは、単に商品を販売する場ではなく、セミオーダー事例や新商品の紹介など、お客様へのご提案の場としてECを活用していることです。特に、お客様が納品時のイメージを具体的に持てるように、商品ページには多様な角度からの写真や追記情報を盛り込んだ画像を、たくさん掲載するようにしています。

ひかり屋様では、お客様への商品のご提案やヒアリングを意識して、メニューや導線を設計されていらっしゃいます。

什器は単価の高い商品となり、ショップの雰囲気を決める重要な存在です。既成の無機質な什器ではなく、木の風合いを取り入れたい店舗様に選んでいただけるよう、ECサイトに情報を拡充しています。

運営担当は専任1名+兼任1名で行っております。できるだけお客様のニーズを的確に引き出せるよう、電話やメールでのお客様対応も重視しています。

EC Booster導入が実現した働き方改革と受注増加とは

──これまでの集客方法について教えてください

私自身がウェブ広告にもある程度知識がありましたので、集客は私が広告運用を担当していました。またモールへの出店も行っております。検討期間の長い商品ですので、複数の流入経路を用意しておくことが重要と認識しています。

什器の受注の特徴としては、口コミが非常に重要ということが挙げられます。例えばヘアサロンやネイルサロンのお客様に納品しご満足いただけた場合、同業の方の間でご紹介いただけることが非常に多いです。

その結果として、受注が特定の地域から集中することがよくあります。

そのため、これまで私は業務時間の大半の時間を、Google Analyticsの画面チェックに費やしていました。受注や納品の際は、その地域からのアクセスが明らかに増えるので、そのタイミングに合わせてウェブ広告の地域配信を調整する、という感じですね。だいたい1日4~5時間程度、Google Analyticsとウェブ広告管理画面に張り付いて管理していました。

──EC Booster導入を決めたきっかけと導入直後の感想を教えてください

元々、Googleショッピング広告も私自身が広告を配信していました。ただ、Googleショッピング広告経由での受注をより増やしたいなと考えていました。その際に、EC Boosterというサービスについて知って、売上増加の事例も多かったために、試しに導入を決めてみました。

導入直後の感想としては、お客様からの反応は増えましたが、正直期待していたほど購入件数は増えませんでした

費用対効果も今一つと感じ、何度か利用停止も検討しました。

ただし、これは商品購入までに時間の掛かる商材の特性もあるので止むを得ない部分もあります。弊社の商品は一般のお客様をターゲットにしたものではなく店舗を運営されている方向けですので、必ずしもGoogleショッピング広告の相性が良い、というわけではないという認識です。

──費用対効果が今一つでもEC Boosterでの広告配信継続を決断された理由を教えてください

費用対効果が今一つでもEC Boosterは継続して利用しており、その理由は3つあります。

1つ目の理由は業務負担の削減です。

既に申し上げたとおり、以前はGoogleAnalyticsとウェブ広告管理に毎日4~5時間を費やしており、それはとても大変な負担でした。これがEC Booster導入によって1日30分程度まで時間を短縮できています。EC Boosterでは裏側で広告配信の最適化システムを組んでいると聞いていますが、それを信じてお任せしています。そのため、業務負担は大きく削減され、よりEC運営に注力できる環境が整いました。

2つ目の理由はサポートの質の高さです。

これまでいくつかの代理店やコンサル、ウェブサービスなど利用させていただきましたが、どこまで踏み込んでECサイトの売上増加に向き合ってくれるかは、大きく異なります。事業者側として、ECサイトの売上増加にどこまで真剣に向き合ってくれるかは、ビジネスの未来を左右します。

EC Boosterのサポートでは広告の具体的かつ詳細な配信方法について意見交換させていただいたり、その他多様な観点や施策をご提案いただけております。そのため、アクセス状況に合わせた適切なチューニングが行えたと感じており、非常に満足しています。

もしEC Boosterの広告成果にお悩みの方がいらっしゃれば、まずはサポートに問い合わせてどこに課題があるのか相談し、成果最大化へ二人三脚で歩んでいくべきだと思います。

3つ目の理由は受注数の増加です。

弊社は受注生産なので、一時的に注文や問い合わせが集中すると生産が対応できず失注してしまうこともあります。EC Boosterを導入する以前はこの傾向が顕著で、特に月初月末に注文や問い合わせが集中していました。ところがEC Booster導入後は、注文や問い合わせが特定の期間に集中することなくコンスタントに発生しています。結果として失注が減り受注が増加しました。この点については導入前は想定しておらず、EC Boosterの思わぬ効果と実感しています。

──EC Booster導入によりEC運営が大きく変わったと伺っておりますが、具体例を教えてください

EC Booster導入により業務負担が削減されEC運営に注力できるようになったため、サポートにご提案いただいた施策の検討および実施を進めています。

ひかり屋様では、EC Boosterによって削減された集客業務時間を活用して、商品画像の工夫に注力していただいております。

例えば一番効果が大きかったのは商品画像の工夫です。Googleショッピング広告は画像付きの広告であるため、商品画像が広告成果に大きな影響を与えます。EC Boosterの費用対効果改善についてサポートに相談した際、商品画像の工夫をご提案いただきました。これを試したところ、EC Boosterだけでなく自社EC全体、そしてモールの売上も増えました。最初いくつかの商品で試しただけで明らかに数値が変わったので、その後は継続して商品画像の改善に努めています。

また、元々ECサイトの使い勝手には気を配っていましたが、今はさらに注力するようにしています。例えば、お客様がお問合せいただく際は、やはり商品画像ではなく実際にショップに置かれた什器をイメージしているはずです。そのため導入事例ページのコンテンツ拡充は、EC Booster導入後さらに注力しています。

EC Boosterと二人三脚で歩むECサイトが目指す未来とは

──今後のEC Boosterにご期待されている内容をお聞かせください

サポートの質の高さについては満足していますが、一方で問合せないとどうすればいいのかわからない、ということもあります。

例えば弊社では地域内同業者間の口コミも重要なためウェブ広告では地域入札を細かく調整していた、と話しました。地域別のデータのような、どういったユーザーが広告をクリックしてくれているのか、といった情報がレポート画面からは読み取りづらいです。ただし、EC Boosterのコンセプトである知識も手間も不要、簡単に広告配信ができる、という世界観も非常に重要だと考えています。

また、業種業態によって知りたいデータも異なるでしょう。どのような情報をどうやってユーザーに提示するかは難しい判断とは思いますが、レポート画面の拡充は検討していいのではないかと考えています。

加えて、配信できる広告媒体の増加にも期待しています。

現在はGoogleショッピング広告のみお任せしていますが、同様にGoogleディスプレイ広告、あるいはFacebookやCriteoといったダイナミック広告をお任せできると非常に嬉しいです。EC Boosterを導入してしまえば、複数の流入経路を一括で用意できるとなると、助かるECサイトは多いのではないでしょうか。

──今後の貴社の展望をお聞かせください

まずは、今後もEC Boosterを継続し、商品やサービスのクオリティは落とさずにコンスタントに受注を増やしていきたいです。

またその過程で得られたお客様とのコミュニケーションに基づいて、ECサイトの情報拡充も継続していきます。

将来的にはCriteoのようなダイナミック広告をどんどん配信できるくらいのECサイトを目指していければと思っています。

──ありがとうございました

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この記事を書いた人
森一真

株式会社フィードフォース
EC Booster事業責任者

EC Booster広告運用チームに参画後、EC Boosterの広告運用自動化ロジックの開発や、Googleショッピング広告を活用した売上拡大施策提案など、自社ECサイトでのWeb広告活用のサポートに従事。「価値ある商品を世の中に流通させたい」という信条のもと、一貫してWeb広告を活用した自社EC集客の支援を行っている。

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