はじめに
ECサイト担当者の皆様は日々の業務をどのようにこなされているでしょうか。
在庫の管理からECサイトの更新、集客、お問い合わせ対応…と、ECサイト関連業務はとても幅広く、次から次へと発生する業務に追われている方も多いのではないかと思います。
サイトの規模が小さいうちは1人~数人でも運営していけるかもしれませんが、ある程度規模が大きくなってくると「商品情報の更新だけでも一苦労…」という状況にもなってしまいがちです。
ECサイトを健全に運営しつつ売上規模を拡大していくためには、各業務について効率化や外注などを検討していく必要があります。
しかし、特に商品点数が多いECサイトでは、仕入れから商品掲載、受注、発送までの負荷が非常に大きく、それ以外の業務に時間を費やすことが難しい、という方も多いのではないでしょうか。
「業務改善に取り組みたいけど、どこから手をつけたら良いのか分からない…」とお悩みの際は、ぜひGoogleショッピング広告の導入をご検討ください。
Googleショッピング広告は商品ページの情報量が集客力に直結する集客手法です。
そのため、ECサイトの運営に注力していれば、それがそのまま集客力と売上に直結していきます。
特に商品点数が多いECサイトほど、運営に時間がかかりますので、強力な集客手法であるGoogleショッピング広告を効率よく導入することが売上拡大のために重要となります。
本記事では、なぜGoogleショッピング広告の導入がECサイト担当者の業務効率化のために重要なのか、その簡単な導入方法も含めてご案内いたします。
どこから効率化すべき?-ECサイト担当者の業務とは-
この記事を読んでいらっしゃる方の多くが、ご自身あるいは会社としてECサイト運営に携わっていらっしゃるかと思います。
日々、多岐にわたる業務に取り組み、上手く時間配分をすることでなんとか乗り切っているという方も多いのではないでしょうか。
ECサイト担当者の業務効率化を考えるにあたって、まずはその業務内容を整理していきましょう。
①商品登録・商品企画
商品の情報をサイトに登録したり、販売促進のためにキャンペーンを企画したりします。
登録する情報には、JANコードや商品名称、価格、発売開始日時といったものから、商品の仕様や画像まで多岐に及びます。
商品の採寸や商品画像の撮影・画像サイズ変更も併せて行うことが多く、
商品の入れ替わりが多いサイトや、登録商品点数の多いサイトでは、特に負担の大きい作業となります。
②ECサイトの管理・更新
ECサイトでの売上やコストを管理し、アクセス解析を行って集客施策やサイト改善に活かします。
また、商品登録と並行して、マーケティング施策に伴うサイトの導線設計やバナーの設置など、サイトそのものを魅力的にするための工夫を行います。
不具合の対応や、新機能の追加なども適宜企画します。
③仕入れ・在庫管理
注文状況に応じて在庫を管理します。
登録商品数が多ければ多いほど、この管理業務だけでもかなりの手間がかかってしまいます。
④集客
ECサイト集客のために、広告運用・集客を行います。
広告施策には、メルマガ配信やリスティング広告・リターゲティング広告の配信など様々なものがありますが、予算や自社サイトの特徴などに応じて適切なものを選び、PDCAサイクルを回しながら広告運用をしていく必要があります。
広告運用に関する専門的知識も必要となってくるため、日々の運用業務(商品情報管理や受発注業務など)と並行して行うにはかなり負担の大きい業務になってくるのではないでしょうか。
⑤受注管理・発送
注文を受け付けた商品の梱包や、納品書・送り状の作成、宅配業者への荷渡しなどを行います。
また、商品を発送した後も、商品が不備なくお客様の手元に届くまで、トラブルの発生防止・早期発見に努める必要もあるでしょう。
商品発送メールの送信や、その後のメールでのやり取りなども、お客様の信用を得るために気を抜けない側面です。
⑥お問い合わせ対応
お客様からのお問い合わせ(電話・メールなど)に対応します。
お問い合わせの多い時期には、その対応だけでもかなりの時間がかかってしまうでしょう。
「よくお問い合わせいただく内容を反映してサイトを改善したいけど、あまりに問い合わせやその他の業務量が多くて手をつけられない…」というケースも多いのではないでしょうか。
このように、ECサイト担当者の業務は、とても幅広いものとなっています。
もちろん、それぞれの業務がバランスよく発生するわけでもなく、仕入れの忙しい時期もあれば、繁忙期で受注管理・発送・お問い合わせの業務量が膨大になる時期もあるかと思います。
また当然ではありますが、商品点数や仕入れ先の種類が多いECサイトでは、それだけ各業務量が増えますので、EC担当者の負担は非常に大きなものとなります。
さらに、これだけの業務を少人数でこなさなければならない場面も多く、
「日々の受発注管理業務だけでも手いっぱいなのに、サイトの改善なんてする余裕は…」
「なかなか広告効果が出ていないけど、どう改善したらいいか分からないし勉強する時間もない…」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
しかし、例えば商品の仕入れであったりサイト更新、あるいはお問い合わせ対応などは、商品についての詳しい知識がないと対応ができません。
そのため外注が難しく、なんとか社内の業務の効率化を進めていく必要があります。
それでは、具体的な業務効率化の施策について、「Googleショッピング広告の活用」という側面からご紹介していきたいと思います。
Googleショッピング広告を活用した業務効率化
業務効率化を検討されている方にオススメなのが、Googleショッピング広告です。
Googleショッピング広告は、検索連動型広告の85%、小売広告のシェア76%を占める広告です。
皆様も検索結果ページで見たことがあるのではないでしょうか。
このように、ユーザーの検索ワードに応じて、画面の目立つ位置に画像付きで表示されるのがGoogleショッピング広告です。
では、なぜこのGoogleショッピング広告がECサイト運営の効率化につながるのでしょうか。
その大きな理由として、Googleショッピング広告では商品ページの情報量が集客力に直結するということが挙げられます。
Googleショッピング広告は検索連動型広告です。
つまり、サイトの商品登録情報量が増えれば増えるほど、多様な商品が多様なキーワードに反応するようになり、広告の表示回数も増えやすくなっていきます。
具体的なケースを例にとって考えてみましょう。
例えば、以下のような革靴をGoogleショッピング広告で売り出しているA社とB社があるとします。
この革靴を商品登録するにあたって、
A社では【革靴、茶、24cm~28cm】という情報を
B社では【革靴、茶、24cm~28cm、ビジネス、防水、ブランド名】という情報を
それぞれ登録しておきました。
ある日、日々の通勤のために防水性能の高い革靴を買おうと思い立ったCさんは
【革靴、防水、ビジネス】で検索をかけ、
日ごろ使い慣れているメーカーの革靴をもう一足買い足そうと考えたDさんは
【ブランド名、革靴】で検索をかけました。
この時、わずかな情報しか登録していないA社は、CさんとDさんの検索ワードに対応して広告を表示することができない一方で、
B社は広告を表示することができ、商品をユーザーの目に留まらせる機会をより多く得ることができました。
そして、この傾向は登録情報量の多い商品が増えれば増えるほど、より顕著になっていきます。
例えば、以下の例で考えてみてください。
(少し極端な例ですが)このように、2点の商品しか登録していない場合に比べ、
さらに登録商品数を増やした場合の方が、より多くの検索ワードに反応して自社の商品広告を表示させることができるのです。
このように、商品の情報量や登録数を増やすことがそのまま広告表示率アップ(集客力アップ)につながっていくので、サイトの運営・改善と集客施策とを分けて考える手間を減らすことができます。
つまり、扱っている商品点数が多く、運営に手間も時間もかかるECサイトにこそ、Googleショッピング広告はオススメなのです。
とはいえ、
「そもそも扱っている商品点数が多いと、初期登録だけでも大変…」
「広告配信用の情報登録に時間を割かれるのも面倒…」
という声も多いかと思います。
そこでオススメなのが「EC Booster」の導入です。
EC Boosterとは、Googleショッピング広告の運用をグッと簡単にするサポートツールです。
【EC Boosterの特徴】
・面倒な初期登録を簡単に!最短5分からGoogleショッピング広告をスタート
・日々の運用はお任せ!キーワード設定などの改善施策も徹底サポート
・かかる費用はクリックされた分だけ!安心の料金体系
EC Boosterを活用して集客施策をお任せしていただくことで、ECサイト運営者の皆様には、外注できない業務(仕入れ、サイト更新、お問い合わせ対応など、商品について詳しい知識がないと対応できないもの)に専念していただけます。
先述したGoogleショッピング広告の性質上、なるべく多くの商品で集客しようとするので登録する商品点数が多くても問題ありません。
それどころか、むしろ商品点数が多い方が多様な検索語句に対して広告が配信されるので、効率化が進みやすいのです。
実際、商品点数が多いお客様のほうが広告成果が出やすい傾向にあります。
例えば、1000点を超える商品を扱っている「うちる」様でも、日々の業務の軽減化とパフォーマンスの向上をご実感いただいています。
元ウェブ広告のプロが語る!本質的なショップ運営に集中するために、集客の自動化を推進した理由とは?
大まかな基準ではありますが、登録商品数が100点を超えるようであれば、集客自動化をご検討いただくと良いかと思います。
もちろん、商品点数が100点以下であっても「個々の商品それぞれにPDCAをまわして広告運用する余裕がない…」という状況であれば、集客自動化を検討してみてください。
おわりに
煩雑なECサイト運営の自動化、まずは集客から始めてみませんか?
EC Boosterでは、Googleショッピング広告を活用するための運用・改善を徹底サポートいたします。
少しでもご興味をお持ちの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。