EC Booser 導入事例アパレル

広告経験ゼロからでも手軽に集客可能!老舗インナーメーカーが挑む販路拡大に向けた新たな取り組みとは

日本の肌着・リラックスウェアの製造を手掛ける株式会社アズが2008年に立ち上げたステテコを中心とした自社ブランド、steteco.com。今回は、EC Boosterの導入に関する感想を、同社のコーポレートプロジェクト室室長である武村桂佑様と、コーポレートプロジェクト室課長の花島洋一様に伺いました。steteco.comがステテコ文化の普及を目指す背景には、ステテコに対する熱い情熱と自社製品への深いこだわりがありました。

なぜ今、「ステテコ」なのか?老舗メーカーの販路拡大に向けた取り組み

─まずはsteteco.comさんについて教えてください

花島様:
steteco.comは日本の肌着・リラックスウェアの製造に長年携わってきた株式会社アズ(1938年創業)によって、ステテコ文化の復興と創造を目指して2008年に立ち上げられた自社ブランドです。オンラインショップは同年4月に立ち上げました。日本ならではの丁寧なものづくりによって生み出されたステテコ本来の心地よさを心をこめてお届けしています。

──なぜステテコに着目して自社ブランドを立ち上げられたのですか?

武村様:
私自身がステテコのファンであり、ステテコの素晴らしさを世に広めたいと思ったからです。私が初めてステテコに出会ったのは、株式会社アズに入社した時でした。先輩にステテコを勧められて着用したところ、衝撃が走りました。スーツの下に履いていても非常に履き心地が良く、家に帰ってスーツを脱げば部屋着に早替わり。素晴らしいアイテムだと感じ、ステテコの素晴らしさを世に広めたいと思いました。

また、弊社は卸売を中心にしていたため、自社ブランドを立ち上げることに課題を感じていました。そんな時期にステテコと出会い、「これは売れるぞ!」と思ったので、2008年に自社ブランドとしてのsteteco.comを立ち上げました。

──武村様の想いからできたブランドなのですね!自社ECサイトはどのようなきっかけで始められたのですか?

花島様:
steteco.comは新規ブランドでしたので、まずはステテコの認知や販路の拡大を目的として自社ECサイトを立ち上げました。お客様と直接つながることができる重要な販売経路になっています。

──steteco.comのECサイトはどのような体制で運営されていますか?

花島様:
ECの運営は、主に2名で担当しております。サイト運営業務はsteteco.comの自社ECサイト以外に、他ブランドの自社ECサイトやモールの業務がありますので、steteco.comに関しては、この2名で分担して運営しております。

──自社ECサイトのステテコに関する記事がとても魅力的でした。記事の作成にあたって何かこだわっていることはありますか?

武村様:
可能な限り、日常を切り取ったような写真を掲載するようにしています。ステテコは、昭和の時代は日常に根ざしていた衣服だったのですが、時代の変化と共に生活の中でステテコが使われるシーンが減っていきました。日常の中でステテコを着用し、家族と過ごしている様子や仕事をしている様子を掲載することによって、お客様の生活の中にステテコを取り入れやすくなると考えています。

このような背景から、ただ綺麗な写真を撮影するのではなく、実際に日常の中でステテコをご使用いただく方々の視点でステテコの写真を撮影し、steteco.comらしい記事作りに注力しています。

──「ステテコの文化の復興と創造」という理念が、記事作りにも反映されているんですね。

steteco.comに掲載されている日常に溶け込んだステテコのお写真

広告経験ゼロでも多種多様なWeb広告が自動運用できる「EC Booster」とは

──EC Boosterはどのような経緯で導入されたのですか?
※EC BoosterはEC向けのGoogle 広告を自動で運用するサービスです。

花島様:
勉強会の講師の方の紹介です。新規の集客・売上を伸ばすことに課題を感じていたものの、広告施策を行ったことがなかったので、何をしたら良いかわからない状況でした。そんな時に勉強会の講師の方からEC Boosterを紹介頂き、導入してみることにしました。

──どのような点がEC Boosterを導入する決め手になりましたか?

花島様:
広告運用未経験の私でも手間なく自動的に広告施策を実施できる点です。設定も簡単ですし、知識や作業もほぼ必要ないので手軽に集客でき、非常に助かっています。

また、EC Boosterを導入する際の相談会でEC Boosterの担当者の方が仰っていた「集客はEC Boosterに任せて、購入していただくためのサイト上での接客はお客様で改善する」という言葉も印象的でした。EC Boosterに集客をお任せできるからこそ、私たちが本来やるべき重要な仕事に集中して日々の業務に取り組むことができています。

──ありがとうございます!その後の成果はいかがですか?

花島様:
サイトへの集客数は確実に増えています。サイトへのアクセス数のうち約2割がEC Booster経由でのお客様です。また、自然検索での流入数も増えていまして、これはEC Boosterで配信している広告を目にしたお客様が、後日検索して再度ECサイトに来ていただいている結果なのではないかと推測しております。

──少しでも集客のお役に立てているようでよかったです!また、P-MAXはどのような経緯でご導入いただいたのでしょうか?

花島様:
P-MAXはパフォーマンスを最大化するキャンペーンとして元々その存在は知っていたのですが、広告経験がない私にとっては導入ハードルの高いものでした。しかし、ちょうどEC Boosterの方で対応して下さるということで即導入させて頂きました。
PR TIMES:『EC Booster、今話題のGoogle 広告メニュー「P-MAX」の正式提供開始」』

P-MAXは配信を開始したばかりなので、今後の成果を楽しみにしております。

ステテコの季節性を活かした自社ECサイト集客術

──EC Boosterの活用方法がございましたら、教えていただけますか?

花島様:
主にステテコのハイシーズンである夏に絞って広告配信をしていました。EC Boosterでは、広告の出稿・停止作業が管理画面上で簡単に行うことができますので、ハイシーズンが決まっている商材を扱っている私たちのようなEC事業者にとって非常に使いやすいツールだと思います。

EC Boosterを通じてステテコへの集客が可能であることがわかったので、ステテコ以外の商材でも集客をしたいと思い、今年は1年を通して広告配信を継続しています。

──今後のEC Boosterに期待していることはありますか?

花島様:
広告成果の改善に関するサポート機能があると嬉しいです。例えば、予算をいくらで設定するべきか、どのようなキーワードを広告の配信対象から除外すると良いかなど、最適な広告設定内容を管理画面上で判断できるようになると、広告運用に知見がない方でも、よりEC Boosterを使いやすくなるのではないかと思います。

──貴重なご意見ありがとうございます。今後の機能開発の参考とさせて頂きます!また、機能としてのご用意はございませんが、サポートチームによる改善提案や適正予算シミュレーションも承っておりますので、よろしければご利用下さい。
PR TIMES:『EC Booster、適正予算シミュレーション機能ベータ版提供開始!』

こだわりのステテコを世界へ、steteco.comの今後

──最後に、steteco.comの今後について教えていただけますか?

武村様:
ステテコを通して、「着る心地よさ」をできるだけ多くの人に広めていきたいです。

steteco.comでは、これまで全商品が天然素材で日本製であることにこだわりを持ち、商品開発を行ってきました。今後もその天然素材の心地良さと日本のものづくりの良さをミックスさせた肌周りの製品を国内に留まらず、より多くの方に提供していきたいです。

──ステテコを通して、「着る心地よさ」を世界へ発信する取り組みをされていくのですね。今後のご発展が益々楽しみになりました!EC Boosterも貢献できるように頑張っていきます!本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。

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